干支(巳) ★はがきサイズ★ 開運切り絵(吉祥宝来) [60216]
販売価格: 500円(税別)
(税込: 550円)
商品詳細
はがきサイズの開運切り絵
今に伝わる貴重な和紙「細川紙」を使った葉書サイズの開運切り絵です。
2025年の干支「巳」
琵琶に巻き付いた白蛇をモチーフにした絵柄です。
琵琶は、七福神の一人である弁財天が手にする楽器として知られています。
弁財天はその名に「財」という漢字が含まれることから、金運アップや商売繁盛といったご利益が広く知られています。しかし、弁財天のご利益はそれだけに留まりません。交通安全や恋愛成就、子孫繁栄、技芸上達、そして長寿といった、現世におけるあらゆる願いに応えてくれる万能な神様として、多くの人々に信仰されています。
そのような弁財天の琵琶に優雅に巻き付く白蛇は、弁財天の使いであり、富をもたらす存在として尊ばれています。
この切り絵は、財運や成功、そして多彩なご利益を象徴する特別な縁起物です。お部屋に飾ることで、弁財天が授ける多岐にわたる恩恵と、白蛇が運ぶ豊かさのエネルギーを日々感じ取り、日常に幸福と安定をもたらしてくれることでしょう。
弁財天と白蛇の調和が、あなたの生活に新たな光を添えてくれます。
吉祥宝来(きっしょうほうらい)とは
真言密教の聖地「高野山」発祥の伝統の切り絵で、お正月のしめ飾りの一種として用いられています。
その起源は、弘法大師『空海』が唐の都・洛陽を訪れた際、現地で切り絵の技法を学んだことに遡ります。
帰国後、空海は真言密教の道場として高野山を開き、厳しい冬の時期、弟子たちにその切り絵の手法を伝授したと言われています。山上の寒冷な気候のため稲作に適さず藁が手に入りにくかった高野山では、この美しい切り絵がしめ縄の代用として飾られるようになりました。もともと中国では切り絵がお守りの意味を持っていたことから、吉祥宝来は人々の平安と幸福を願う正月飾りとしての役割を担うようになったのです。
吉祥宝来を飾る場所に決まりはありません。高野山では神棚や玄関、床の間、台所など、一年を通して様々な場所にこの神聖な切り絵が飾られています。そして大晦日が近づくと新しい宝来に取り替えて、新たな年の訪れを祝います。
どうぞ皆様のお家にも、高野山に伝わるこの美しい吉祥宝来をお飾りください。小さな切り絵に込められた平和への祈りが、安らぎに満ちた一年となりますように。そして皆様のご家庭に病のない健やかな日々と幸多き福が訪れますことを、心よりお祈り申し上げます。
重要無形文化財「細川紙」
重要無形文化財に指定されている「細川紙」は、和歌山県高野町細川地区に古くから伝わる伝統的な手漉き和紙です。この貴重な和紙の製法は、地元に根付く熱心な職人や有志の献身的な努力によって、幾世代にもわたり受け継がれてきました。
細川紙の特徴は、原料となる楮(こうぞ)の繊維が生み出す独特の紙肌にあります。楮ならではの温かみのある色合いと、適度な厚みを持つ紙質が絶妙に融合し、他にない風合いを生み出しています。手に取ればその重厚感と共に、しなやかでいて凛とした佇まいを感じずにはいられません。
永い歴史の中で磨き上げられてきた細川紙は、一枚一枚に職人の魂が宿る逸品です。現代にあっても脈々と作り続けられるこの和紙は、先人たちの知恵と技が結実した日本の美の結晶と言えるでしょう。細川紙が持つ気品と格調の高さは、使う人の心を豊かに満たしてくれます。日本の伝統工芸を象徴するこの和紙を、今後も大切に守り伝えていきたいものです。
商品仕様
内容量 | 切り絵1枚(細川紙)・台紙(赤色)1枚 |
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本体サイズ | 14cm×10cm |
規格 | PP袋入 |
制作 | 美術表装 大西寵志堂 和歌山県伊都郡高野町高野山504-4 |
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